2010.11.7(日)
天気:晴れ 気温:最高 18.9℃、最低 9.2℃
参加者 指導員:大石(記録)、木村、増山、松山、山田(写真)
一般 :8名(内初参加者0名)
【植物】紅葉:ケヤキ、プラタナス、モミジバフウ、イチョウ、ハナミズキ、ナンキンハゼ、
花 :サクラ(時期はずれ)、ノコンギク、ヒメスミレ、キツネノマゴ、サザンカ、ホソバリンドウ、
アキノキリンソウ、キセルアザミ、ウメバチソウ、センブリ、タイワンホトトギス、
キチジョウソウ、
果実:トウネズミモチ、ムラサキシキブ、スダジイ、マテバシイ、シロヤマブキ、ムクロジ、
サンシュユ、タンキリマメ、ウメモドキ、ヌルデ、ヤマハゼ、
【鳥】カラス、ヒヨドリ、メジロ、シジュウガラ、カケス、シロハラ、ツグミ、カワウ、カイツブリ、
今日は立冬、猛暑続きの長かった夏と短い秋という感じがします。森林公園案内所前のケヤキは
素晴らしい黄葉を見せてくれています。厳しい残暑のためかサクラの葉っぱが早く落ちた木があり
ます。先月にも見られたサクラの“時期はずれ”の開花。今日は、新しい葉っぱもできていて花も
少し咲いていました。葉が落ちたことで発芽を抑制するホルモンが不足して開花と開葉が進んだよ
うです。昨年は鈴なりの実をつけたヤマガキは、今年は全くの不作です。しかし、隣のトウネズミ
モチは、昨年同様にたくさんの実をつけています。
スダジイの実がたくさん落ちていて、みんなで椎の実拾いのひと時を楽しみました。参加者の一人
が「椎の実クッキー」の作り方を披露してくれました。
広芝生で鷹の形をした凧を揚げていましたが、これを見つけたカラスが7〜8羽で凧の近くを飛
び回り追い払うような行動をしていました。にせものと気がつかないのでしょうか。凧が下ろされ
るとカラスたちは去っていきました。
ムクロジやシロヤマブキの実、早春に咲くキブシやマンサクの花芽などを観察しました。
湿地ではホソバリンドウが咲きウンヌケの穂は枯れ始めていました。別の湿地(A湿地)では、
秋の名残を感じる草紅葉のなかでキセルアザミ、ウメバチソウ、ホソバリンドウ、ミミカキグサ、
ホザキノミミカキグサなどが咲いていました。センブリの花にクチナガガガンボが吸蜜にきていました。
このガガンボはコウヤボウキの花でよくみられます。センブリは虫にも薬効があるのでしょうか。
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