明徳公園自然観察会

○日にち 2011.8.6(土)  ○天気 晴れ
○参加者 一般参加者:大人2名 (男性2)、指導員:4名 (男性3、女性1)辻 愛子、森 功一、斎竹善行、大谷敏和

★植物  ミズヒキ、クサギ(花)、
★昆虫 オオミズアオ(標本)、タイワンタケクマバチ(標本)、クマバチ(標本)、カミキリムシ(標本)、ヒメアカネ、
ナガサキアゲハ、シオカラトンボ、ハゴロモ、シロホタルガ、ハナムグリ、アオスジアゲハ、コガネムシ、ルリタテハ、
フンコロガシ、オオシオカラトンボ、ヤマトタマムシ、ルリゴミムシダマシ、ルリオオキノコムシ、オオアオイトトンボ
★キノコ タモギタケ(森さんの庭)、テングタケ

いのちを脅かす放射能。目に見えないものに脅かされる現実の中に身を投じている人たちの声を聞き、胸が痛い。
同時にそこに住む森の虫たちや海の魚たちにも思いを馳せ、さらに胸が痛い。解決法はまったくわからない。
でも、自分の心にあるこの痛み、取り除くために今何ができるかを思う。ちっぽけな自分。今回も手探りで開催。
テーマは「絵手紙で描こう」。この森を一緒に歩いたことことがない人に、この森のリアルないのちの息吹、
手紙で伝わったら嬉しいと願う。今回も知的障害があるチャーミングなお友達、源ちゃんも一緒に歩く。
おしゃべり源ちゃんに翻弄されないようにと、今回はセミの抜け殻どっちがたくさん見つけられるか
やってみようと提案する。すると、源ちゃん次から次へとセミの抜け殻を集め、どれだけでも集まった。
不思議なことに抜け殻はすべてオスだった。絵手紙はそれぞれの夏の森のいのちが表現され嬉しくなった。
源ちゃんもセミの抜け殻を描いた。今回は暑さにやられて午後からはボーっとしてしまったが、
翌日源ちゃんと自分の分の絵手紙にあて先を書いてポストへ投函。受取人が
この森で一緒に歩けることを願いながら。(aiko)

◇参加者の声
・セミがやかましい。天気に敏感。
・暑い、かゆい、へばりました。虫は元気。
・キノコはいのちあふれてる。
・水分を感じた。緑が一番濃くて深い季節。絵の具は逆で水分多いと薄くなる。
・キャンプみんなで泊まりましょう。(源ちゃん)