明徳公園自然観察会 〜第2回〜
 ○日にち 2008.3.1(土)  ○天気 曇りのち雨
 ○参加者 一般参加者:大人1名 (男性1名)
        指導員:4名 (男性3名、女性1名) 辻 愛子、武馬 和雄、山口 健、吉田雅紀
★鳥 メジロ、アオジ、コゲラ、スズメ、カイツブリ、アオサギ、ホシハジロ、マガモ、カワセミ、
    モズ、カワウ、ヒヨドリ、コサギ、キンクロハジロ
★植物 カクレミノ、霜で紅葉したナンテンの葉、ヒサカキ、ヤツデ、
木の寿命が近づき子孫繁栄しようとして異常に増えたマツカサ、梅
★昆虫 エゴノネコアシ、カシノナガキクイムシの掘った穴
★その他 放火の後が数箇所あり

今回は総勢5名。しかも仲間の方々の応援あっての人数。仲間の皆さまにホント感謝です。
大好きな自然の素晴らしさをひとりでも多くの方と分かち合えるように、試行錯誤しながら
地道に続けたいと思います。 明徳公園は都会のオアシスだからか、いろんな鳥にたくさん
出逢うことができる。間近にアオジ、メジロにも会えて感激だった。カクレミノの葉っぱは
不思議なことに、成長するにつれ切れ込みがなくなって、まったく違う植物のようだと知った。
ここで、歳を重ねると丸くなるのは自然の原理で人も一緒だね!いやいや人間は丸くならない
人もいるなぁ〜などと話が盛り上がった。
周りのマツに比べて異常にマツカサをつけているマツがあり、
これは死が近づき子孫繁栄を急いでいるのだと知った。
カシノナガキクイムシにやられているようだった。その異常な姿は、マツの遺言なのだ。途中、
放火の後が複数箇所見つかり、悲しくなった。
どうやら灯油などをまいて火をつけたような後。石油系のものをまいた代償で土の微生物が
死んでしまっていると考えられる。また、今回も引き続き「Forest Clean Time」で雨の中ゴミ拾いを行った。
拾っても拾ってもどんどんでてくるゴミに、雨の中悲しくなった。
自然と人間が切り離されている現状を目の当たりにし、
でもこれが現状なのだと思った。なんとかしたいという思いだけがもんもんと残った。
なんとかしたい!!!これからのわたしの課題です。