明徳公園自然観察会 〜第4回〜
 ○日にち 2008.5.3(祝)  ○天気 晴れ
 ○参加者 一般参加者:大人8名 (男性3名、女性5名) ※内初参加7名
        指導員:4名 (男性3名、女性1名)
辻 愛子、武馬 和雄、大石 眞郷、高谷 昌志
★鳥  キビタキ
★植物 タンポポ、梅の実、ヤエムグラ、カタバミの実、カラスノエンドウ
★昆虫 アワフキムシ、シロアリの群飛
★その他 オタマジャクシ

 今回はゴールデンウイークの祭日ということもあってか、初めて参加してくれる一般参者が7名もあり嬉しいことでした!いつもこれぐらいの初参加者が来てくれると嬉しいなぁ〜。常に声掛け発信していきます!反省点としては、初めて来てくれる方が、駅からスムーズに来れるように、案内を工夫する必要ありです。わかり辛かったようで、出掛ける前に電話が何本か入り、その対応をしていたら、担当者のわたしが現地に行くのが集合時間を少し過ぎてしまい、慌てました。(慌てていたので、カメラの電池も忘れ、ショック!写真もとれず・・・)アクセスについて、これを見ればもう大丈夫!というわかりやすい案内を別途作ろうと思います。 今回は新緑がキレイなことキレイなこと!!グリーンのグラデーションは見事なものでした!!今回は森の中でなんとも貴重な出来事に遭遇しました!それは、シロアリの結婚飛行(群飛)の瞬間に立ち会えたのです!高谷さんいわく、これは大変珍しいことらしく、とっても貴重な瞬間。そして、しばらく歩いていると、なんと10mくらい離れた別の場所でもシロアリの群飛が!!まった別の場所で同じ時間にこの群飛が行われていたのにはビックリしました!!まるで示し合わせたかのように・・・。人間にはわからないけれど、何か伝達の手段があるのでしょうか???帰ってこの結婚飛行について調べてみると、この群飛は数十分しか飛ばない。飛び立ったシロアリは対になって新しい巣を作り、飛び終わると必要のなくなったハネは落ちるということがわかりました。(後日談ですが、翌日同じ場所に行ってみましたが、シロアリは2箇所とも同じところに一匹もいなくなっていました。やはり貴重な瞬間だったのです!)
今回も森の中でスケッチタイムをしました。今回は全体をとらえた絵と、何かをアップにしてとらえた絵の2枚を描きました。今回も参加してくださった画家の一歩さんにLookとSeeの違いをアドバイス頂き、それぞれ参加した皆さんが自然とじっくり向き合えるいい時間がとれよかったです!このような参加型スタイルを毎回取り入れたいです。それから、森の中から抜け出たところにたくさん咲いていたタンポポに高谷さん、大石さんからタンポポ講座を頂き、綿毛をつける頃は背がグーンと高くなっているのは何故?ということや、花のときはまん丸じゃないのに、綿毛の頃にはまん丸になるのは何故?、タンポポの花は花びら一枚一枚が花なんだなどなど、タンポポひとつでもいろんな角度で観察ができとってもおもしろかったです。またカタバミのロケット型の実のさやを指でつまむとパチパチパチッと種子が飛び出してきておもしろい現象でした!ちょっとの接触でも飛び出して子孫を反映させようとしているのか・・・と彼等のしくみにビックリでした。
自然との触れ合いはいろんな感動、感激がありホントにおもしろい!今回もこんな機会を皆さんと共に楽しめたことがとても嬉しかったです。ぜひ今後も自然の素晴らしさをドンドン分かち合っていきたい!!自然と触れ合う楽しさがドンドン広がってゆけば、自然を大事にしようという気持ちも一緒に育んで行けると思うのです。。地球温暖化など深刻な現状を嘆くよりも、ひとりでも自然の中で笑顔とつながりたい。指導員仲間の皆さん!いつも一緒に周ってくださってありがとうございます!!!これからもよろしくお願いします。
(追伸)
豊ヶ丘小学校の先生の総合学習の時間に生徒達に明徳公園の自然に親しませたい!!との思いから出発して、ホームページからわれわれの活動を知り興味を持っていただき、本日下見で参加していただきました。後日、子供たちの総合学習の時間で自然と触れ合う機会の協力をさせていただけることになり、こちらもとっても楽しみです!