明徳公園自然観察会 〜第5回〜
 ○日にち 2008.6.7(土)  ○天気 晴れ
 ○参加者 一般参加者:大人8名 (男性4名、女性4名)、子供2名 ※内初参加7名
        指導員:2名 (男性1名、女性1名)
辻 愛子、大石 眞郷
★鳥  ヒヨドリ
★植物  ヤブガラシ、ハンゲショウ、カクレミノの葉、エノキ、ノキシノブ、ツユクサ、虫こぶ、ナンテンの花、フモトスミレ、エゴの実
★昆虫 アワフキムシ、ナナフシモドキ、
★その他 ヒトクチダケ、カナヘビ、ミシシッピアカミミガメの死体、アメリカザリガニ、オタマジャクシ、ウシガエルの声

 今回は初のちびっこの参加!2名のちびっこがお母さんと一緒に来てくれました。まだ、1歳半と2歳ですが、一緒に森を楽しめたということが嬉しい〜♪また、ホームページからもお一人来ていただきました!今回も7名の新しい方と一緒に自然を楽しめたのは嬉しいしいことでした〜!!毎回、新しい方に来ていただけるような会にしていきたいです〜
 今回の観察は“みんなで集まって観る”を意識して行いました。それがとっても良かった!!前回の参加者の声をアドバイスに行ったのですが、みんなが同じものに集中して観るというのは、一体感が出てとてもいい!言われてみて、やってみて、大事なことを忘れかけていたことをハッと気づかせてもらいました。
 今回もたくさんおもしろいものが観察できました。いくつかをご紹介します。森の中に入って見上げて見えた星くずのステージ!夜空でもないのに、満天の星のようにキラキラと輝く光!これは虫食いの葉っぱから太陽の光がもれてキラッキラに輝いていたのでした〜!宝石を散りばめたような光と新緑のグリーンが織り成すハーモニー。ホントとっても美しかった!!虫食いの葉っぱがこんなに美しいとは、虫も一役買っているんだね〜との声も上がりました。
そして、泡の中にいるアワフキムシ。泡の中に本当にいるのか観てみました。いたいたっ!泡を出して身を守ってるんですよねーー。実際に正体を観てみるのはおもしろい!
そして、ナナフシモドキもみんなで観察しました。おもしろい形なんですよね〜ナナフシくん!ホント「ふし」と間違えるよ〜とその姿に感激!!見つけてくれて感謝です!!
ヒトクチダケも裏っかわを観ると、ひとつだけ口があることに感激〜!おもしろい!!!
それから、森の中には見上げると背の高〜い木がたくさんあり、これって何メートル?なんて大石さんの背丈から想像して20〜25mぐらいはあることがわかりました。25mプールを考えるとそんなに長―いのによく上まで水を吸い上げるよね〜って木の不思議を話しました。
そして、今回のスケッチのテーマは「葉っぱ」。画家の一歩さんのアドバイスで、よく観てまずここが描きたいと感じること、そしてそれを表現するのが大切なんだとなんとなくわかってきました。 描くことは感じることなんですよね〜。次回のスケッチがすでに楽しみです。
楽しいことがたくさんで時間がドンドンなくなり、帰りのコースは早足でゴミ拾い。ちびっこはまだごみを拾えなくても、大人たちのそんな姿に接してくれてること自体が嬉しくて・・・。
今後もドンドンちびっこにも来てもらって、大人も子供も一緒に楽しめる観察会にしたいです。