明徳公園自然観察会 〜第7回〜
 ○日にち 2008.8.5(土)  ○天気 晴れ
 ○参加者 一般参加者:大人5名 (男性2名、女性3名)、子供2名 ※内初参加3名
        指導員:2名 (男性1名、女性1名)
辻 愛子、森 功一
★植物  ハンゲショウ(白くなった見頃終わりかけ)、ツユクサ
★昆虫  シオカラトンボ、ハネカクシ、ホタルガの幼虫、シジミチョウ、カマキリ、コガネムシ、カメムシ
★その他 ミミズ、モグラの死体

暑―い暑―い中、今回もちびっこが来てくれました。彼等に会うのは今回で3回目。
自然の中でだんだんわたしにも心開いてくれるようになり嬉しい限りです!
おもしろい生き物を見つけると教えてくれます。それに、虫たちがいそうな場所をよく知っています。
枯葉が重なりフカフカしたところをゴソッとはがしてくれました。いるかな〜とじっくり見てみると、
なんと大きなミミズくんを発見!わーーーおっきーーーい!こうようくんでかしたねーーー!!
とギャァギャァ言いながら急に丸見えにされたミミズくんをじっくり観察。
最後はかわいそうだからお布団戻してあげようねーーと枯葉を元通りに。
また、今日のために森さんが木に仕掛けてくれたトラップにはお目当てのおっきな昆虫は留守でした!
その代わりにハネカクシが仕掛けたえさに群がっておりました〜。それから、今回はなんと!
モグラの死体を発見しました。動いてるから生きているんじゃない?って思ったら、
なんと内臓を虫たちが食べていてお腹の部分が動いていたのでした〜。びっくり!!
こちらもハネカクシ。いのちのつながりですね〜。死んでも次のいのちにつながっていく。。。
そして、今回カラフルな幼虫がところどころにいて、なんだろう?といっていたのですが、
こちらはホタルガの幼虫でした。6月にホタルガを今年たくさん見ましたが、その幼虫だったとは。
成長していく姿を知っているとより愛着がわきますね。スケッチタイムでは会を重ねるごとに
特徴をとらえるのが上手くなってきて、おもしろいです!皆さんに毎回描いてもらっている
このスケッチの作品を今年中にどこかで展示して、展覧会をすることを思いつきました!!
同じ人がどんどん生き物のとらえ方が上達している過程や、ちびっこが観る自然のとらえかたなど、
改めて見る機会を作りたい!そして、「自然との触れ合う楽しみ」を今まで来てくれた
方々とさらに深め合ったり、また新しい方にも紹介できる!そう思って展覧会から広がる、
「自然との笑顔のつながり」に思いを馳せております。。。ゴミ拾いタイムはちびっこが
率先して拾ってくれる姿がなんとも嬉しく、そんな姿も展覧会では写真で紹介しようと思っています。
追伸)みなさんと笑顔で別れ、ひとりぼっちになってから、広場でなんと大量の花火のゴミに遭遇しました。
ちょうど一番暑い時間帯ではありましたが、これは見逃せぬ〜!!!!と広場中に遊んで
やりっぱなしになっていたゴミを片っ端から片付けました。大きなゴミ袋が2枚分ほどになり、
こんな状態でしかも大量にやりっぱなしにしている人たちに思いを馳せ、きっと自然と友達
になっていないんだろうな〜と今ある悲しい現実を実感しました。でも、一方で森が喜ぶね〜♪
と一生懸命ゴミを一緒に拾ってくれるちびっこがいることもわたしは知っています。
そんなちびっこがたくさんたくさん増えるように活動していきたいという思いをかみ締めながら
広場がキレイになるまで汗をふきふきゴミ拾いを続けたのでした。さっき率先してゴミを拾ってくれた
ちびっこたちの笑顔に励まされながら。。。えいかちゃん、こうようくんありがとう〜!!!