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明徳公園自然観察会 〜第1回〜
 ○日にち 2008.2.2(土)  ○天気 晴れ
 ○参加者 一般参加者:大人7名 (男性6名、女性1名)
        指導員:9名 (男性6名、女性3名)
辻 愛子、武馬 和雄、大石 眞郷、山本 征弘、山口 健、内海 勇雄、
大谷 敏和、平松 節子、堀田 時子(名古屋)
★鳥 ヒヨドリ、メジロ、アオジ、ツグミ、カラス、スズメ、カイツブリ、ゴイサギ、ホシハジロ、
マガモ、カワセミ
★植物 栗の木の新芽、どんぐりの発芽、タンポポ、モクレンのつぼみ、梅のつぼみ、柿の実(渋いが外側は甘い)、ヌルデの実(しょっぱい)、ジャノヒゲの実(中の実が弾む)、スズメノカタビラ、ネズミモチ、ヒメヤシャブシ
★昆虫 セミの抜け殻、カシノナガキクイムシの掘った穴、カマキリの卵塊
★その他 真っ白な雪をかぶった御嶽山

地球温暖化など自然の破壊が深刻と伝えられる中、大好きな自然の素晴らしさをひとりでも多くの人と共有したいとの思いから始まった「明徳公園自然観察会」が皆様のお陰で無事スタートを切ることができました!!思いがけず、指導員の先輩、仲間の方々、名古屋支部の方までも次々と応援に駆けつけてくださり、皆さんの暖かい思いに感激。。。一般参加者の方はわたしが直接声掛けしていないのに、来てくださった方もみえ、誘っていただけた方がみえたんだなぁとまたまた感激。。。 最初はたくさんの大先輩の前でとても緊張しましたが、とにかく、テーマ「自然と友達になろう〜☆!!」を大切にしよう、あとはきっと皆さんが助けてくれる!と思い切ってスタート。自己紹介の後は、まず「あいうえお体操」という体操を行いました。天と地とここにいる皆さんと自分がつながるようにという意味合いで、声を出す簡単な体操。皆さんの重なる大きな声が景気づけとなりました。そして、五感を大切に感じてください。感じたことはドンドン伝えてくださいねっ、とわたしが大切にしたい思いを伝えて森に入りました。
山本さんのダジャレづくしで終始楽しく、ジャノヒゲの実の中身がボールのように弾むと教えてもらい、実際ポーーーーンと実が弾みおもしろい!栗の木の新芽は栗の実のように丸いよと教えてもらい、見るとホントに栗の実のようで愛らしい新芽でした。芝生ではスズメノカタビラのミステリーサークルの謎を大石さんが教えてくれ、このサークルは子孫繁栄の姿なんだなぁとしみじみ。。この寒い冬の時期でも、自然は生きている!ということを皆さんと分かち合いたいなーーと思っていたのですが、たくさんの木々の新芽、また、ドングリの発芽からいのちの芽吹きを共に感じあえたのも嬉しいことでした。五感のひとつ、味覚も体験できました。堀田さんがヌルデの実を見つけてみんなに食べさせてくれました。しょっぱい!!一般参加の青木さんはお酒のあてになると言って喜んでくれました。普段この実を食べている鳥たち。鳥も塩分が必要なのでしょうか。池ではたくさんの鳥を観察できました。山本さんの望遠鏡で鳥の美しさに感動し合えることが来ました。鳥の色の見事な鮮やかさ、また羽や毛の質感の美しさ。ホントにキレイでした。池ではそれぞれの鳥の観察に時間を取りたかったので、ここでおやつタイム。持ってきた恵方寿司、山口さんの差し入れのチョコレート、大谷さん差し入れの焼き栗。観察会でちょっとしたおやつはとっても幸せな気分になりますね♪
展望の丘では真っ白な雪をまとった御嶽山も見ることができました。堂々とした美しい姿でした。残り10分はみんなでゴミ拾いを行いました。これは、今回参加のわたしの友人のさちことの会話から生まれたものでした。彼女のご主人はサーフィンをやっているのですが、大会ではいつも10分間の“ビーチクリーンタイム”があり、サーファーは海を大切にしていると彼女が先日話してくれたことがきっかけでした。そんな話を皆さんにもご紹介すると、皆さん耳を傾けてくれ、ゴミも積極的に拾ってくれました。やってみると結構たくさんのゴミを拾うことができ、これで少しは森も喜んでくれているのではないかと嬉しい気分になりました。これは毎回続けようと思います。
参加者の方から、自然との触れ合いがなんか懐かしかった〜、こんなふうに遊んでたなぁなんて、自然と戯れることを喜んでもらえた声がとても嬉しく、今後も自然と友達になるような機会を大事にしていきたいと思ったのでした。周りの悲しい状況を嘆くより、できることコツコツとやっていきたい!!コツコツとですね。。記念すべき第1回は皆さんのお陰で、とてもにぎやかで楽しい時間を過ごすことができました。本当にありがとうございました。(文 辻)
(第1回の写真 山口健)

(上)ヌルデの実をなめる。観察会の帰り道で辻さんの友人のアイデアで観察会の帰り道でゴミ拾いをしました。ゴミ拾いの光景と記念写真のみんなの前にある袋がこの日拾ったゴミです。
カシノナガキクイムシの被害状況です。
左は武馬さん(たぶん)がみつけてくれた年輪についたカシナガの噛み跡、右はカシナガが木の幹に穴をあけてでてきた木くず
セミの抜け殻、梅の蕾

ドングリの発芽                          ジャノヒゲの実


カマキリの卵塊                       アオサギ



マガモ


モクレン花芽


<会員からの一言>最初の観察会は、指導員も一般も多く参加し、にぎやかな観察会でした。
辻リーダーの挨拶と軽い運動から始まり広葉樹の多い公園内で、様々な冬芽の観察、野鳥の観察、山本さんのダジャレの連発、それぞれに樹木、草を観てワイワイ語り合い、多くのカシナガキクイムシ被害木等を見て廻り、池では水鳥を観察し帰りのルートは一般参加者のリーダーの友人からの発案とかで、ゴミ拾いをして集合地点まで戻りました。(武馬)